こんにちは!
イラストキネマのオーナー、サオリです。
ご来館ありがとうございます。
2022年4月に「人を描くのって楽しいね!」という本を紹介する記事を書きました。
この記事で宣言した通り、「人を描くのって楽しいね!」の模写を半年続けたので、その結果をご報告します。
「1日1ポーズ以上模写する」というルールの下、半年で実際に上手くなったのか、わかりやすくお見せするため、模写を始める前と現在の絵も公開!
またイラスト初心者が半年続けてわかった継続するコツや、“人の描き方をやさしく解説しているバイブル”として名高いこの本の使い方についても書いています。
- イラスト本を効率的に使いたい
- イラストの練習を続けられない
という方にも参考にしていただけると思うので、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
出版社 | 廣済堂出版 |
代表取締役 | 舩津雅弘 |
住所 | 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-13 M&Cビル7F |
電話番号 | 03-6703-096 |
メールアドレス | henshu@kosaido-pub.co.jp |
「人を描くのって楽しいね!」模写に使った道具
私が「人を描くのって楽しいね!」を模写する際に使った道具がこちら。
鉛筆が家になかったので最初はシャープペンで描いていましたが、以下の点が気になり、途中から本書でも推奨されている鉛筆に変えました。
- 紙に跡がついてしまう
- 線の太さを変えられない
- 筆圧を強くすると描いた線が消えないことがある
練り消しは下書きの線が何本も重なってしまって、清書をする時にどの線をなぞったらいいかわからない、という時に便利なアイテム。
例えば下の画像のような状態になると、「残したい線はどれ?」となりますよね。
こういう時、私は練り消しで線を薄くして、強調したい線を上から描いていました。
消しゴムだと線が消えすぎてしまうので、「線を薄くしたい」という時は練り消しを使うのがおすすめです。
ただ練り消しはなくても模写できるので、模写するうちに必要だと思ったタイミングで取り入れればいいと思います。
「人を描くのって楽しいね!」継続のコツ
絵に限らず、何事も継続するのが大事ですよね。
それはわかっているものの、途中でやめてしまう…という気持ちはわかります。
というのも、私が「人を描くのって楽しいね!」を購入したのは数年前。
買った当初はやる気満々だったのに、気付いたら描かなくなっていた…という経験があります。
なので半年続けられたのは、私にとっては奇跡に等しいです。
そんな私が継続できたコツをご紹介します。
周りに宣言する
継続できた1番の理由が「周りに宣言する」。
私が半年続けられたのは、このブログで「半年後に続けた結果を書きます!」と宣言したからです。
宣言していなかったら確実にやめてましたw
周りに宣言すると、よほどのことがない限りやめられないので、私のような「すぐやめちゃう」という人にこそおすすめです。
「実際の知り合いに言うのは恥ずかしい」という場合は、SNSなどを使ってみましょう。
1日の目標を小さくする
何かを毎日続ける上で決めなければいけないのが、1日の目標。
どこまでやればいいのか明確に決めないと、続けられたのかどうか曖昧になってしまいますよね。
1日の作業量を設定する上で大事なのが「1日の目標を小さくする」。
1日の目標設定は小さくして、何よりも続けることを優先しましょう。
このことは継続のコツについて書かれた「小さな習慣」という本でも推奨されています。
目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!
「小さな習慣」
練習はすればするほどいいですが、1日の負担が大きくなって続けられなくなってしまったら本末転倒です。
無理なく確実に続けられる目標を設定しましょう。
描けなかったら飛ばす
継続するコツの一つが「無理をしない」。
「人を描くのって楽しいね!」のページを進めていくと難易度が上がるので、「これ描けるかな…」と不安になることがあると思います。
もちろん挑戦するのも大事なのですが、描いてみて「無理!」と思ったら飛ばしてしまいましょう。
しつこいようですが、とにかく負担を軽くすることが続けるコツです。
今は描けなくても、続けていればいずれ描けるようになります。
嫌になってやめてしまうぐらいなら、他のポーズや前に描いたポーズを描きましょう。
「今日も描いた」で花丸
なかなか成果が出ないと、続けるのが辛くなってしまいますよね。
私も描いていて「続けているわりに上手くなってないけど、意味あるのかな?」と何度も思いました。
上手くなるために続けているので上手くならなかったら意味ないのですが、何事も結果が出るのは自分が思っているよりずっと後なんだと思います。
結果を出すために継続は欠かせません。
絵の出来に関係なく「今日も続けられた」と自分に花丸をあげましょう。
「人を描くのって楽しいね!」で初心者は絵が上達したのか【ビフォーアフター】
この記事を読んでくださっている方は、
「人を描くのって楽しいね!」の模写を半年続けて絵は上達したのか
が一番気になっていると思います。
イラスト初心者が半年でどれだけ描けるようになったのか、模写を始める半年前と模写を始めてから半年後の絵を見比べてみましょう。
ちなみに半年後の方は本を見ないで描きました。
マイナスからのスタート感はあるものの、こうして見ると「結構描けるようになったな」と思いましたねw
半年続けた今でも基本的にはお手本がないと描くのは難しく、頭の中で想像したものを描く難易度は始めた頃と変わっていない気がします。
ですが「人の体を模写するのは慣れた」と思えるようになり、模写を始める前より人の体を描くことに抵抗がなくなりました。
ちなみに半年間描いたものの一部はこちら。
本「人を描くのって楽しいね!」の使い方
本「人を描くのって楽しいね!」の模写を続けるうち、ただ模写していることに漠然と不安を感じるようになりました。
というのも、初めのうちは模写を続けるので精一杯だったのですが、続けているうちに技術が上がったり人の描き方を覚えたりといった実感がなかったからです。
そこで「使い方を工夫しなくては!」と思った私が実践した方法をご紹介します。
描いた絵を見直す
ある時なんとなく描いた絵を見直してみたら、足が短かったり、右肩の幅を広めに描いてしまったりといった自分のクセに気付きました。
描いた絵を見直すことで自分のクセに気付けたり、描けるようになった実感を得られたりします。
自分の下手っぷりと向き合う作業なのでなかなか苦痛ですが、上手くなるためには必要なことと割り切りましょう。
ペンで清書する
模写をしていると何本も線が重なることがあります。
線がいっぱい引かれている絵は上手く見えがちなので、描き終わった後の満足感も高いのですが、実際はそう見えるだけ、なんてパターンもあるんですよね。
ましてや私の描いた絵ですから、本当はもっと下手ってわかってるんです。
それに線がいっぱい重なっていると、残したい線がどれかわからなくなります。
そこで「人を描くのって楽しいね!」の模写を始めてしばらく経ってから清書するようになりました。
清書することで格段に絵を見直しやすくなりましたし、手などの小さくて細かいパーツがどれだけ描けているか確認しやすくなったので、「効率的に自分の絵を見直したい」という人におすすめです。
まとめ
本「人を描くのって楽しいね!」を初心者が半年続けた結果と、継続のコツについて書きました。
結果がすぐに出ないので続けるのが辛くなることもあるかもしれませんが、とにかく続けましょう。
焦らず地道に続けることが大事です。
新しいことを始める時は、やる気がみなぎっているので多少の無理はできますが、無理を続けることはできません。
継続できるよう1日の目標を小さく設定し、続けることを優先しましょう。
さて半年続けたものの、「人を描くのって楽しいね!」をやり切ることはできなかったので、もうあと半年、続けることにしました。
せっかく半年続けたことですし、使い方を工夫し始めたのもわりと最近なので、キリよく1年続けてみた結果がコチラ!
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イラストキネマのオーナー、サオリでした。
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