こんにちは!
イラストキネマのオーナー、サオリです。
ご来館ありがとうございます。
映画好きでなくとも見たことがある名優、コリン・ファース。
幅広い役を演じ分ける俳優として有名ですが、私の中では「色気の蛇口を自由自在にひねれる唯一無二の俳優」の座に君臨しています。
今日はそんなコリン・ファースの色気の蛇口の自由自在なひねりっぷりを楽しめる映画を4本、ご紹介します!
名優の色気10%:抑えめのコリン・ファースを楽しめる映画「英国王のスピーチ」
まずは控えめな色気10%から。
コリン・ファース演じるのは吃音に悩まされたイギリス国王・ジョージ6世。
人前でしゃべるのを苦手とし、内気な性格のためか自信がなくどことなくおどおどしています。
この人物像からもわかるとおり、色気ムンムンなタイプではありません。
それでも「10%」としたのはスーツやら正装やらピシッとした格好がサマになっているから。
スーツ着るとどうしてもかっこよくなっちゃう人、すごくいいと思います。
後出の映画で色気ムンムンのコリン・ファースにハマって「英国王のスピーチ」を観た時は「え、別人?」って思ったぐらい、色気が抑えられています。
「別人」と思わせるの、「さすが名優だな」って思いますよね。
「演じ分ける」とかそういう次元ではなく「役に合わせて色気を調節できるなんて天性の才能では?」と真面目に思っています。
名優の色気40%:コリン・ファースが不名誉な称号「えろい雰囲気のおっさん」を冠された映画「裏切りのサーカス」
本領を発揮しはじめた色気40%のコリン・ファースはスパイ役。
イギリスの諜報機関に所属する一員ですが、「裏切り者ではないか」と上層部からにらまれ、主人公のスマイリー(ゲイリー・オールドマン)にこっそり調査されます。
出番はそれほど多くないのですが、その少ない出番でしっかり記憶に残る色気を振りまいています。
主演のゲイリー・オールドマン目当てで観たのですが、観終えた直後の感想は「なんかえろい雰囲気のおっさんが出てた」という、なんとも頭の悪そうなもの。
「あのえろい雰囲気のおっさんはコリン・ファースっていうのか!」とようやく名前と顔が一致しました。
名優をこんなふうに呼ぶなんて、若さって怖いですね。
同じスパイものの「007」のような派手なアクションはなく、全体的に静かな映画ですが退屈しません。
秘密裏に調査するのでやっていることは地味ですが、陽気な音楽で背筋を凍らせるシーンに「最高…!!」としびれたのをおぼえています。
原作を読むと細部まで楽しめるそうなので、近々あらためて観る予定。
ちなみに「裏切りのサーカス」は邦題で、原題の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」のがリズム感あって良かったんじゃないかな…なんて。
名優の色気60%:コリン・ファースを養いたくなる映画「真珠の耳飾りの少女」
本気を出してきた色気60%のコリン・ファースは画家のヨハネス・フェルメール役。
映画のタイトルからもわかるように、絵画「真珠の耳飾りの少女」にまつわる物語です。
有名かつ大人気の絵画なので、見たことある方も多いのではないでしょうか。
何年か前に日本で展示されたので見に行きましたが、入館まで2時間待ってようやく入れたと思ったら絵の前に人だかりができていて、そこでも待たなければいけませんでした。
でもいい思い出。
この絵のモデルとなる少女・グリートを演じるのは、これまた名優のスカーレット・ヨハンソン。
常に色気をまとわせている彼女が、この映画では見事に少女役を演じ切っています。
彼女と絵の少女は似てるとは思えないのに、感動レベルでうり二つ。
“光の魔術師”と呼ばれるフェルメール特有の穏やかな光を再現していて、「フェルメールが映画撮ったらこうなりそう」と思うぐらいの再現度の高さでした。
スタッフさん、いい仕事する…!
フェルメールの絵が好きな方にはどストライクだと思います。
さて本作のコリン・ファースはというと、ミディアムパーマヘアというイケメンにしか許されない髪型かつ奥さんに食べさせてもらっている、それこそ絵に描いたようなダメンズ。
養いたい。
おまけに貴族っぽい服装をしていて、コリン・ファースってこういう品のいい服装がどこまでも似合うんですよねぇ…。
この映画を初めて観たのは学生のころで、「なんかめっちゃえろい雰囲気のおっさんが出てた」と思ったのをおぼえています。
この頃から頭悪かったのか…。
名優の色気90%:コリン・ファースにはやっぱりスーツ!映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ
私が一番衝撃を受けた色気90%のコリン・ファースは「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズで演じたマーク・ダーシー。
主人公のブリジット・ジョーンズを長年思い続ける弁護士、という少女漫画なみに夢にあふれた設定です。
歯磨きしながらテレビのチャンネルを替えた瞬間映し出されたのがこの予告編の30秒のシーン。
※再生ボタンを押すとちょうど30秒から始まります。
よく歯ブラシ落とさなかったなって思うぐらいの衝撃でした。
「え、コリン・ファースってこんな色っぽかったっけ…」と色気にあてられて見漁ったのが、この「ブリジット・ジョーンズ」シリーズ。
ラブコメ映画を見慣れていないせいか
「なんでそうなるの?」
「え、この展開はなに?」
と頭の中が?だらけになりましたが、「これ真面目に観ちゃダメなやつだ」と気づいてからはひたすら名優の顔面とスタイルに集中してました。
苦手なラブコメのシリーズを一気見させるほどの色気でしたが、あえて「90%」としたのはまだまだ伸びしろがあると期待しているから。
コリン・ファースが色気を100%解放する日が私の命日。
まとめ
以上、コリン・ファースの色気の蛇口の自由自在なひねりっぷりを楽しめる映画、4本でした。
紹介した映画はどれもおもしろいので1本だけ観ても楽しめますし、複数観ても名優の演じ分けを堪能できます。
コリン・ファース熱はじわじわ高まっているので、「これは…!」というものが見つかったら、また記事にしますね!
お読みいただきありがとうございました。
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イラストキネマのオーナー、サオリでした。
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