こんにちは!
イラストキネマのオーナー、サオリです。
ご来館ありがとうございます。
突然ですがあなたは拷問されたことがありますか?
普通に生きている限りまずされることはないと思いますが、映画では拷問シーンはめずらしいものではありません。
私は痛い描写が苦手なので自ら観ることはないものの、観た映画の中にたまたま拷問シーンがあった、ということはしばしばあります。
目を手でおおって終わるのを待つのが常ですが、そんな見るのも過酷な拷問シーンなのに笑ってしまうものもありました。
今回はそんな笑ってしまう拷問シーンがある映画を3本、ご紹介します。
怖がらなくて大丈夫?笑ってしまう拷問映画
「拷問シーンのある映画」というと、「ソウ」シリーズや「マーターズ」が有名でしょう。
ですが今回ご紹介するのは、ただ人を痛めつけるだけでなく、ちょっとひねりを加えた拷問シーンがある映画です。
上にも書いた通り私は痛い描写が苦手なので、「ソウ」シリーズなんてとても観れません。
そんな私でも笑ってしまうほどなので、他の方も楽しめると思います。
「痛い描写がいいんじゃん!」という方向けの映画もご紹介していますよ!
新ジャンル“拷問コメディ”誕生w「オオカミは嘘をつく」
1本目は「オオカミは嘘をつく」。
あのクエンティン・タランティーノ監督が「今年のナンバーワン」と絶賛した映画です。
少女誘拐事件の容疑者として、刑事が一人の男を拘束した。
刑事は激しい尋問を行うも、上司の命令で男は釈放される。
その直後、少女の惨殺死体が発見された。
犯人を追う刑事と殺された娘の復讐を果たそうとする父親が、釈放された容疑者に真実を吐かせようと拷問を加える。
映画のほとんどが過激な拷問シーンで占められていて
「なんて映画を観てしまったんだ…」
と後悔しました。
ですが少女を殺した犯人や新たな事件の勃発などストーリーが練られており、全体的にコメディタッチで描かれていることからかなり出来のいいスリラー映画です。
ありとあらゆる拷問を受けるも、「僕じゃない」「知らない」と繰り返す容疑者の男に「本当の犯人は別にいるのでは…?」という疑いが芽生えます。
終盤にさしかかったあたりで新たな拷問器具として登場するのが、ガスバーナー。
まぁガスバーナーなので燃やすわけですよ、何をとは言いませんが。
その焦げる匂いを嗅いで恍惚とする刑事と父親が放つ一言が、拷問中とは思えないほどのどかで客席からクスクス笑い声が聞こえました。
痛い描写が平気な人は、のどかな一言と予想を裏切るラストをぜひ見届けてください。
軽やかなステップで拷問♪「レザボア・ドッグス」
2本目は「レザボア・ドッグス」。
タランティーノ監督の記念すべき監督第一作です。
宝石店強盗のため集まった6人の男たち。
計画は完璧だったはずが、なぜか店の前には警官が大勢待ち伏せていた。
強盗に失敗した彼らは、自分たちの中に裏切り者がいると不信感を募らせていく。
男たちはお互いの素性を知らず強盗のためだけに集まったため、「Mr.ホワイト」「Mr.ブルー」と色の名前で呼び合っています。
その中でもマイケル・マドセン演じる「Mr.ブロンド」は最も危険な男。
Mr.ブロンドはブーツの中に隠していたカミソリを取り出し、椅子に縛り付けた警官にこう問いかけます。
「君は『K-ビリーのスーパーサウンズ』というラジオ番組を聴いたことがあるか?」
Mr.ブロンドがラジオの周波数を番組に合わせると、音楽が流れ出します。
陽気な音楽に合わせてステップを踏みながら歌うMr.ブロンドは、何をしでかすかわからない怖さがありましたね。
拷問前にまずしない質問と陽気な音楽のせいで、これから絶対怖いことが起きるのにちょっと笑いがこぼれてしまいました。
このとき拷問している描写はありますが、ハッキリと写さないので痛いのが苦手な人も楽しめると思います。
タランティーノ監督お得意のくだらない会話シーンもあり、ものすごくおもしろい映画です。
エ◯ヤで拷問スタート!?「ドラゴン・タトゥーの女」
最後はデヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」。
40年前に起こった少女失踪事件。
ジャーナリスト・ミカエルと天才ハッカー・リスベットは、資産家から失踪事件の真相解明を依頼される。
捜査を進めるうち、二人は資産家一族の闇に迫ることに。
原作は世界的ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの第一作。
映画の終盤で、ミカエルは失踪事件に関与している殺人犯に捕まります。
捕まえたミカエルとおしゃべりを楽しむ殺人犯でしたが、それにも飽きるといよいよ拷問を始めようとオーディオ機器のスイッチを入れます。
そうして流れるのは、なんとエンヤ。
これから人を痛めつけるというときに流す音楽じゃないですよね。
同時に殺人犯の異常ぶりをよく表している選曲で笑いながら震えました。
お店とかでエンヤが流れるとビクつくようになった。
DVDに収録されている音声解説では、この選曲に関する裏話も聞けるので、DVDで観るのがおすすめです。
まとめ
笑ってしまう拷問シーンがある映画3選でした。
気になる映画はありましたか?
拷問シーンで笑えることを抜きにしても、3本とも非常におもしろい映画です。
痛い描写が得意な方には「オオカミは嘘をつく」
痛い描写が苦手な方には「レザボア・ドッグス」
精神的にキツイ描写もいける方には「ドラゴン・タトゥーの女」
がおすすめです。
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イラストキネマのオーナー、サオリでした。
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