「パンズ・ラビリンス」は子供向けじゃない!トラウマ確定の怖い映画

映画「パンズ・ラビリンス」を子供に見せたらトラウマ確定

こんにちは!
イラストキネマのオーナー、サオリです。
ご来館ありがとうございます。

今回は映画「パンズ・ラビリンス」をご紹介します。

子供向けのファンタジーかと思いきやフランコ独裁政権下のスペインを舞台にした、怖い・痛い・辛いの三拍子そろった映画です。

監督や、トラウマ要素などについてご紹介します。

結末が予想できる程度のネタバレがあります。

目次

映画「パンズ・ラビリンス」あらすじ

「パンズ・ラビリンス」あらすじ

1944年、フランコ独裁政権下のスペイン。

義父になじめない少女・オフェリア(イバナ・バケロ)は、突然現れた妖精に導かれ迷宮へ足を踏み入れる。

そこにいた守護神・パンに「あなたは魔法の国のプリンセスに違いない」と告げられ、王国に帰るための試練を受けることに。

絵本になってもおかしくないあらすじに思えますが、ダーク・ファンタジーに分類される本作。

大体の人が「気持ち悪い」と思うであろう大きなカエルや虫が登場し、不快感マックスになるシーンもあります。

映画「パンズ・ラビリンス」は不快になるシーンあり

暗い雰囲気で悲劇的な描写が続き、ホラーに近い部分もある映画です。

ギレルモ・デル・トロ監督

本作を監督したのは、メキシコ出身のギレルモ・デル・トロ

2018年に公開された「シャイプ・オブ・ウォーター」では、声を出せない女性と不思議な生き物の心の交流を描き、アカデミー賞の作品賞・監督賞など4部門を受賞しました。

その他にも「クリムゾン・ピーク」「パシフィック・リム」なども監督しています。

“オタク”として知られる彼は映画だけでなく、「ウルトラマン」「鉄人28号」といった日本の特撮やアニメからも影響を受けたとか。

伊藤潤二知ってるのさすが。

クリーチャーやモンスターを生み出したクリエイターのドキュメンタリー「クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち」にも出演しており、クリーチャーの造形も高く評価されている監督です。

オフェリアのモデル?

「パンズ・ラビリンス」の主人公はオフェリアという女の子。

「オフェリア」という名前から、この絵を連想する方は多いでしょう。

映画「パンズ・ラビリンス」主人公のオフェリアは「ハムレット」が元ネタ?

画家ジョン・エヴァレット・ミレーによるこの絵は、シェイクスピアの戯曲「ハムレット」の一場面を描いたもの。

恋人のハムレットに父親を殺されショックを受けたオフィーリアが、歌いながら溺れていくところです。

「パンズ・ラビリンス」のオフェリアも実の父を亡くし、辛すぎる現実を受け止めきれないという点が共通しています。

この「オフィーリア」をモデルにしているのかはわかりませんが、上記の共通点からヒントにしていてもおかしくなさそうです。

「パンズ・ラビリンス」を観た感想

初めて観たときはあまりの怖さとまさかのラストに呆然としました。

不気味な雰囲気は察していましたが「思ってたのと違う…」という感想をいだいたのをおぼえています。

現実ではありえないけど映画ならアリ、というお約束ごとってあるじゃないですか。

銃を撃ち合っていても弾が全然当たらないとか、制限時間絶対過ぎてるのになぜか過ぎてないことになってる、とか。

「パンズ・ラビリンス」はそのお約束ごとを裏切ってくるうえに、直視するには厳しいシーンが多いです。

映画「パンズ・ラビリンス」はリガのお約束事を無視した厳しいシーンが多い

ハッピーエンドともバッドエンドともとれるラストに「子供が主人公なのにこんなラストにするの…?」と衝撃を受けました。

私はハッピーエンドだと思っていますが、それにしても後味悪いんですよね…

ポスターに書かれていた

だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した

が最後に効いてくるとは思いませんでした…。

トラウマ級に怖い「パンズ・ラビリンス」のアレ

「パンズ・ラビリンス」には守護神のパンや妖精など、現実には存在しない空想上の生き物が登場します。

パンも妖精もどことなく不気味なのですが、その中でも群を抜いて恐ろしいのがペイルマン

人に近い形で皮膚が垂れ下がっており、顔に目がないかわりに両手のひらに眼球が埋まっているという気持ち悪い見た目をしています。

王国に帰る試練をクリアするため、オフェリアは豪華な食事が並んだテーブルのある部屋に入ります。

そのテーブルのお誕生日席に座っているのがペイルマン。

あまりにおいしそうな食事に我慢できず「手をつけてはいけない」という妖精の忠告を無視し、オフェリアはぶどうを食べてしまいます。

映画「パンズ・ラビリンス」の豪華な食事シーン

そのせいで目を覚ましたペイルマンがオフェリアを追いかけるのですが、このシーンがトラウマ級に怖いんです。

子どもの頃に見てたらぶどう食べられなくなってた。

このシーンまで観ていると安心して観れない映画であることもわかるので、最後までどうなるかわからなくて嫌〜な汗かきましたね。

「パンズ・ラビリンス」の評価

うっかり観るとトラウマができてしまう「パンズ・ラビリンス」。

他の方の評価も見てみましょう。

高評価

  • クリーチャーの造形がいい
  • 現実と幻想の境目が曖昧でリアル
  • 大人向けのファンタジーとして傑作

どことなく気持ち悪い妖精や守護神の造形と動きが評価されています。

この造形についてはギレルモ・デル・トロ監督が特殊メイクで有名なディック・スミスに師事していた経験も生きているでしょう。

ディック・スミスは「エクソシスト」のメイクアップアーティスト。

第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング部門で、日本人として初めて受賞した辻一弘さんもディック・スミスに師事していた経験があります。

辻さんは師匠のためにディックの彫像を作ったこともあるとか。

子供ウケする造形でないところも「大人向けファンタジー」といわれるゆえんですね。

低評価

  • グロいし気持ち悪い
  • ラストがかわいそうすぎる
  • ポスター、DVDジャケットと内容の違いにびっくりした

怖いのはもちろん、「うおえぇ」となるシーンもあるので、気持ち悪いのが苦手な方は低評価になるでしょう。

ポスターやDVDのジャケット、あらすじなどから「子供向けのファンタジー映画」に見えますが、私に言わせれば子どもに見せるなんてとんでもない。

といっても年齢制限がかかっているので、その点から子ども向けでないことはうっすらわかるのですが、いかにもファンタジー映画な雰囲気にだまされてしまう人は少なくないでしょう。

観てて「いったぁーい!」って5回ぐらい叫びそうになった。

予告編を見ればどことなく不穏な雰囲気は感じ取れるので、心配な方は予告編を見てみましょう。

予告編を見て「なんか嫌な予感がする…」と思ったら正解です。

自分の感覚を信じましょう。

まとめ

映画「パンズ・ラビリンス」のご紹介でした。

軽い気持ちで観るとトラウマができること間違いなしの怖い本作。

家族を思うオフェリアの健気な姿に胸を打たれるがゆえに、ラストで衝撃を受けます。

クリーチャーものが好き
ダークファンタジー映画が観たい
ちょっとやそっとの痛い・怖い描写に動じない自信がある

上記に当てはまる方におすすめです。

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イラストキネマのオーナー、サオリでした。

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