こんにちは!
イラストキネマのオーナー、サオリです。
ご来館ありがとうございます。
今回は映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」(以下「イエスマン」)をご紹介します。
さえない主人公がちょっとしたきっかけで人生を変えていく物語。
話もおもしろいですし、この映画に登場するバンドが演奏する曲もいいんです!
公開してから10年以上経った今もサントラは買えるのか、映画を観た感想などについても書いています。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
監督 | ペイトン・リード |
キャスト | ジム・キャリー ズーイー・デシャネル ブラッドリー・クーパー ほか |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2008年 |
上映時間 | 104分 |
映画「イエスマン YESは人生のパスワード」あらすじ
何事にも後ろ向きでさえない毎日を送る男・カール(ジム・キャリー)。
ある日参加したセミナーで「どんなことにも『イエス』と答えれば人生は変わる」と教わる。
そうして「イエス」と言うようになったカールの人生は変わっていくが…。
「イエスマン」と聞くとあまりいいイメージは思い浮かばないかもしれませんが、この映画では「イエス」はあくまでも人生を変えるきっかけに過ぎません。
単純なサクセスストーリーではなく、「イエス」と答え続けることの怖さも描いています。
原作は実話を元にしている!
「イエスマン」は同名の本が原作です。
書いたのはBBCのラジオ・ディレクターであるダニー・ウォレス。
スパムメールの怪しい広告、平和運動参加の誘い、ビールのおかわり…とにかく全てに「イエス」と半年間答え続けた実話を元にしています。
体張ってる。
自己啓発書に分類されますが、小説として読んでもおもしろそうです。
ペイトン・リード監督
「イエスマン」の監督はペイトン・リード。
アメリカ出身の彼はチアリーティングに情熱を注ぐ女子高生たちの物語「チアーズ!」で映画監督デビューしました。
また「イエスマン」に出演しているズーイーデ・シャネル主演のTVドラマシリーズ「New Girl ダサかわ女子と三銃士」のいくつかのエピソードも監督。
マーベルコミック原作のヒーローもの「アントマン」と続編の「アントマン&ワスプ」も監督しています。
主演・ジムキャリー
「イエスマン」の主演を務めるのはジムキャリー。
出世作となった「マスク」はコメディ映画のため、「明るい人」というイメージがあるかもしれませんが、弱っていたり切ない想いを抱えていたりするときの演技もいいです。
とにかく表情豊かなんですよね。
映画「エターナル・サンシャイン」で失恋に苦悩する青年を演じ、ゴールデングローブ賞・最優秀主演男優賞にノミネート。
「イエスマン」では、どこか自信なさげだった主人公・カールが生き生きと変貌していく様を見事に演じています。
「イエスマン」のバンド・ミュンヒハウゼン症候群の曲がいい!サントラは買える?
「イエスマン」には「ミュンヒハウゼン症候群」というバンドが登場します。
カールと恋仲になるアリソン(ズーイー・デシャネル)がボーカルを務め、元カレの愚痴や復讐を歌うちょっと変わったバンドです。
ちなみに「ミュンヒハウゼン症候群」とは、人から心配される満足感を得るため病気を装ってしまう、実際にある病気。
ここまでの説明でわかるとおり癖が強いのですが、このバンドの曲が結構いいんですよね。
映画を観終えてしばらく経ってからも耳に残り、ふと聴きたくなります。
そこで「イエスマン」が公開終了してから時間が経った今でもサントラは買えるのか調べたところ、中古のCDまたはiTunesStoreで購入できるとわかりました。
Spotifyでも配信されていますが、ミュンヒハウゼン症候群の曲は残念ながら聴けません。
DVDには特典として、NG集のほかミュンヒハウゼン症候群のMVも収録されているので、DVDで観るのがおすすめです。
「イエスマン」の感想:サクセスストーリーが苦手な人も楽しめる!
ズーイー・デシャネル目当てで観た「イエスマン」ですが、「期待以上におもしろかった!」という感想に。
ご都合展開の映画ではあるものの、まぁ映画ですから。
いちいち突っ込んだら負けです。
楽しんだもん勝ちです。
「イエス」と答えるようになったカールは仕事も順調、恋人もできてなにもかも上手くいくようになります。
ですが「イエス」と言うだけで上手くいくほど人生甘くありません。
カールは自分の意思で「イエス」と言っているわけではなく、思考停止して「イエス」と答えているのでボロが出ます。
「ちゃんと自分で考えようね」ということを描き、ラストもイエスマンを皮肉っていて良かったです。
「イエス」は魔法の呪文ではなく、ただのきっかけなんですよね。
教訓めいた内容ではありますが説教くさくなく、サクセスストーリーが苦手な私も素直な気持ちで観れました。
またアリソンの自由人ぶりも眩しかったです。
「世界は遊び場。子どもの頃はみんな知っているのに、大人になると忘れちゃう」というセリフに、全力で人生を楽しもうとする精神が表れていて「いいキャラクターだなぁ~」と思いました。
あとズーイーはやっぱり最強にかわいかったです。
「イエスマン」の評価
コミカルでテンポがいい「イエスマン」。
どのように評価されているのか、見てみましょう。
高評価
- 音楽のセンスがいい
- 明るい気持ちになれる
- 笑えるシーンがたくさんある
やはり音楽が評価されていますね。
劇中だとバンドの曲がフルで流れるシーンがない分、「もっと聴きたい」と思わせるのかもしれません。
また単純ですが「今まで『ノー』って言ってたことに『イエス』って答えてみようかな」と思わせます。
ベースはコメディなので笑えるシーンがところどころあり、楽しい気持ちで観ることができますよ。
低評価
- ストーリーがありがち
- ところどころクレイジー
- 後半の展開がめちゃくちゃ
前半は「イエス」と言うだけで主人公の人生が好転していくので、わかりやすいサクセスストーリーが苦手な人は低評価になりそうです。
「映画ならではの都合のいい展開がある」とあらかじめ知っておいたほうがいいかもしれません。
映画の中盤でカールとアリソンの関係に変化があってからは「カール今そんなことしてる場合か!?」とは思いましたね。
いろいろと目をつぶる必要はありそうです。
まとめ
映画「イエスマン」のご紹介と感想でした。
「『イエス』って答えるだけでそんなに上手くいく?」と思う部分もありますが、そこらへんは映画なので割り切りましょうw
自己啓発系っぽい内容ですが、コメディ要素も強く多くの方が楽しめると思います。
映画に登場するバンドの曲も良く、サントラが欲しくなること間違いなしです。
- 今の生活を変えたい
- 明るい気分になりたい
- ズーイー・デシャネルが好き
という方におすすめです。
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イラストキネマのオーナー、サオリでした。
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